硬水比較ガイド

硬水を沸騰させたらミネラルは無くなるの?

硬水を沸騰させたらミネラルは無くなるの?

硬水とはカルシウムイオンやマグネシウムイオンを多く含む水のことを指しますがが、沸騰させることによって軟化する場合があります。これを一時硬水と呼びます。
沸騰させても変わらないものがありますが、これを永久硬水と呼びます。
では沸騰させることによってどのような現象が起こっているのでしょうか。
カルシウムイオンやマグネシウムイオンは2価の陽イオンですが、その相手の陰イオンが何なのかによって異なります。
陰イオンが炭酸水素イオンである場合には、沸騰させることによって二酸化炭素となって空気中へと出て行きます。
ですから残されたものが炭酸カルシウムや炭酸マグネシウムなどとして沈殿することになります。これによって硬度が下がるわけですが、これを軟化と呼ぶことがあります。

 

これに対して陰イオンが硫酸イオンや塩化物イオンなどの場合には、煮沸しても気化することはありません。
塩化物イオンは酸塩基反応では塩素とはなりません。

 

酸化還元反応が行われなければ塩素となって気化することはありませんから、炭酸水素イオンのときのように沈殿するということはないのです。

 

ですから煮沸しても変化がない場合には水中のミネラルはなくならないと言えます。
煮沸することによって沈殿物が生じた場合には水中のミネラルは減少している可能性は高いといえるでしょう。
ペリエなど明らかに炭酸であるものは煮沸することによって軟化してしまうというイメージはつかみやすいと思います。



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